ABOUT
私たちについて
ボトルtoボトルの循環型工場再稼働のお知らせ
MORE
ペットリファインテクノロジー株式会社(以下 当社、代表取締役社長:伊賀 大悟、所在地:神奈川県川崎市)は、2021年夏に独自のケミカルリサイクル技術を用いた「ボトルto ボトル」の工場を再稼働させ、年間22,000トンのリサイクルPET樹脂の商用生産を開始することを決定いたしました。また、それに伴い、グループ会社である日本環境設計(以下 日本環境設計、代表取締役社長:髙尾 正樹、所在地:東京都千代田区)が、アサヒ飲料株式会社(以下 アサヒ飲料、代表取締役社長:米女 太一、所在地:東京都墨田区)と融資契約を締結しましたのでお知らせします。
当社は10年以上にわたるケミカルリサイクルによるリサイクルPET樹脂の製造及び供給実績があり、これまでの知見・実績を活かし、ペットボトルの完全循環の実現を目指します。
完全循環とは、ペットボトルがペットボトルとして何度も何度も使えるようになることをいいます。当社の「BRING Technology™」は、ペットボトルからペットボトルをつくるための、独自のケミカルリサイクル技術です。PET製造の中間体となるBHET(ビス-2-ヒドロキシエチルテレフタレート)を選択的に抽出する方法により、高純度なモノマーの回収を実現することからボトルグレードの高い品質基準を満たすことができます。日本の高いリサイクル率の下、今後リサイクルを重ねることにより課題になる可能性がある不純物の蓄積さえも、この化学的なプロセスにより解決し、石油由来と同等品質のペットボトルに生まれ変わらせることができます。使い終わったペットボトルを何度も何度も資源として再生することができ、石油の使用量削減、温室効果ガスの排出抑制に貢献することができます。
■アサヒ飲料代表取締役社長 米女氏のコメント
「業界のリーディングカンパニーを目指すアサヒ飲料が社会的責任を果たしていくうえで、ペットボトルのサステナビリティは非常に重要な課題である。今回の融資は、「容器包装2030」において定めたプラスチック製容器包装全重量の60%にリサイクルPET、植物由来の環境配慮素材などを使用するという目標を達成するだけでなく、ケミカルリサイクルによるボトルtoボトルビジネス確立へのサポートという点で、循環型の社会システム構築への投資と言える。アサヒ飲料は各ステークホルダーとともに、ペットボトルの水平リサイクルへの取組みを進めていきたい。」
今後当社は、ペットボトルの完全循環へのご賛同を広く募り、飲料メーカーや包装材メーカー、リサイクル事業者をはじめペットボトルに関わるあらゆる事業者・自治体の皆さまと連携を図り、生活者のリサイクル参加を促しながら完全循環に向けた取組を加速していきます。
詳しくは当社グループ会社 日本環境設計ホームページをご覧ください。
CBIにおけるWaste Management Criteriaに関する
世界初の認証を獲得!
三井住友銀行をアレンジャーにしたグリーンローン調達のお知らせ
MORE
ペットリファインテクノロジー株式会社(以下、当社 代表取締役社長:伊賀 大悟、所在地:神奈川県川崎市)は、2021年夏に予定しているペットボトルのケミカルリサイクルプラントの運転再開に係る設備投資プロジェクトの資金をグリーンローンにて調達しましたので、お知らせいたします。また、これを受けて、2021年夏にケミカルリサイクルによるリサイクルPET樹脂の製造を開始します。
このグリーンローンの調達は、低炭素経済に向けた大規模投資を促進するイギリスのNPOであるClimate Bonds Initiative (以下、CBI)が定めた評価基準「Climate Bond Standard」に則り、CBIの認定検証機関である日本格付研究所(以下、JCR)がイー・アンド・イー ソリューションズ株式会社の環境専門家をチームに参画させて厳正な審査を行い、その適格性が認められ実現したものです。中でも、当社独自のケミカルリサイクル技術であるBRING Technology™については、ペットボトルの原料における再生材の割合を高め、資源の有効利用を図る上で重要なものであると評価されました。
また、CBIにおいてWaste Management Criteriaに関する世界初の認証となるほか、ケミカルリサイクルを用いた事業が認証対象となるのも基準制定以降今回が初めてです。日本企業としてCBI認証を得るのはPRTが5社目、基幹インフラ事業以外としては国内初と言えます。 なお、グリーンファイナンスフレームワークの策定にあたっては、株式会社三井住友銀行より支援を受けております。
また、循環経済(Circular Economy)を確立することを目的に当社が保有するケミカルリサイクル技術だけでなく様々なリサイクル技術の実証を行う技術開発拠点として、広く世界中の大学・研究技術開発機関・関連事業者と連携し活用する予定です。
工場運転と再生PET樹脂の製造を再開させることは、「あらゆるものを循環させる」という当社グループのビジョンの実現に1歩近づくという点においても一つの節目になると考えております。今後もBRING Technology™をコア技術に、国内外のパートナーと手を取り合い、サーキュラーエコノミーの実現を目指して参ります。
詳しくは当社グループ会社 日本環境設計ホームページをご覧ください。
TECHNOLOGY
技術紹介
COMPANY
会社概要
ご挨拶

ペットリファインテクノロジーは、独自のケミカルリサイクル技術により、石油を原料に製造されているペットボトルを、使用済みのペットボトルからつくることができます。このリサイクル技術は、再生することが難しいとされる不純物を多く含むペットボトルでも安心、安全な新しいペットボトルに何度でもよみがえらせることができます。
この技術を活かし、2008年の設立から国内におけるボトルtoボトルという循環の一役を担ってきました。2018年には日本環境設計のグループの一員となり、同社の「あらゆるものを循環させる」というビジョンの実現を目指し、使用済みペットボトルの完全循環という目標を新たに掲げ再スタートを切りました。
私たちは、消費者の努力により高い回収率を誇る日本の使用済みペットボトルを、継続して何度でもペットボトルとして使い続けていく社会を創生することで、二酸化炭素濃度の上昇原因のひとつともされる化石燃料の消費と二酸化炭素排出の削減に寄与したいと考えています。そして、子どもたちが健やかに暮らせる未来を次世代に残すために、ペットボトルの完全循環の実現に挑戦していきます。
今後ともペットリファインテクノロジーの活動にご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
工場敷地内をご紹介しています。
- 社名
- ペットリファインテクノロジー株式会社
- 設立
- 2008年10月10日
- 資本金
- 5億8,000万円(資本準備金含む)
- 事業内容
- 独自のケミカルリサイクル技術を用いた使用済みペットボトルのリサイクル及びリサイクル樹脂の製造
- 電話
- 044-366-3200
- 所在地
- 〒210-0867
神奈川県川崎市川崎区扇町12-2 - アクセス
- 公共の交通機関でお越しの方
(1)川崎駅より(川22系統)三井埠頭行きバス(乗り場「8」)「ペットリファインテクノロジー前」下車
(2)JR鶴見線「鶴見駅」より乗車 「扇町」下車 徒歩3分
(JR鶴見線は、9時から16時の時間帯の運行数に限りがありますのでご注意ください)
(3)JR南武線「浜川崎駅」でJR鶴見線に乗り換え「扇町」下車 徒歩3分
お車でお越しの方
(1)東京方面よりお越しの場合 首都高速 浜川崎出口から約5分
(2)横浜方面よりお越しの場合 首都高速 浅田出口から約10分
CONTACT
お問い合わせ
お問い合わせは「メールにて」日本環境設計で受け付けております。
24時間受付けておりますが、内容によってはご返答にお時間をいただく場合もございます。
恐れ入りますが、予めご了承ください。
お手数ではございますが、お問い合わせはinfo@jeplan.co.jp宛に送信いただけますようお願い申しあげます。